【パンの授業】夏休みver.「親子でティータイム〜一緒にパンを焼きましょう〜」
徳島のパン先生(白崎茶会認定)unアンです。
せっかくの夏休みなので、とうれしいリクエストをいただき、親子編を開催しました。
久しぶりの親子編。「子どもたちと一緒に参加したい」というリクエストをいただけるのはとてもうれしいです。ありがとうございます!
ランチじゃなくて、ティータイム。
成形
前日にわたしが作っておいた生地を成形するところからスタート!
参加してくれたのは、小学校5年生と3年生の兄妹。この分割からスタートしたわけですが、二人の動きがまったく違うのを見ながらわたしは楽しくって楽しくって。
慎重に分割する位置を決めてカットしようとする5年生。
話が終わらないうちに目の前にある生地をカットしていく3年生。
「この2人、すごく仲がいいんです〜」と2人のお母さん。
8つの生地がそれぞれ同じ大きさになるように、大きい生地から小さい生地へ、分配して大きさを揃えます。
あんこが大好きMくん。
生地同様に、あんこも8等分します。(あんこを巡って、このあと親子の楽しい漫談?コント?漫才??が繰り広げられました。)
ちゃんと配分するのも、作戦。
余らせるのも、作戦。
さて、どうするかな??
成形が終わった生地は2次発酵へ。
今回は発酵器を使用しましたが、ご家庭で2次発酵させる時はタッパーでできますよーという話も。
生地づくり
順番前後しましたが、生地を2次発酵させている間に「粉からパン生地づくり」を。子どもたちでも簡単につくれるポリ袋を使った生地の作り方をご紹介しました。ポイントは、水分を入れて振るところ。
生地に吸水させつつ、2次発酵させている生地を確認しつつ、作業がどんどん進みます。2次発酵を終えた生地があがってきました。「やりたい!」との声があがったので、豆乳をぬるのも子どもたちにお任せしました。
焼成
そして、オーブンへ。
途中、何度かオーブンの窓から中を覗きながら、待つこと15分。。。
焼けました!
1人がやっていると「ぼくも(わたしも)やりたい〜!」ってなるの、おもしろいですよね。2人で仲良く作業です。
試食
さすがに熱すぎたようで、冷めているあんパンから。
試食して、塩・胡椒を振るのを忘れていたことに気づきました。泣。
(試食してよかった。。ここで気づいてよかった。。。)
ほんの少しの塩・胡椒でも、あるとないでは大違い。失礼しました!急遽、あとのせ塩・胡椒をしていただきました。
ちなみに、あんパンの上にふりかける予定だった黒ごまも、のせ忘れました。。。
ふりかえり
今回は2時間にギュギュッと凝縮して生地づくり、成形、焼成、試食という流れだったため急ぎ足でしたが、子どもたちがパンづくりを「体験」するにはちょうどいい時間でした。
今回はわりとこちら側の準備したものをベースに進めましたが、計量も自分たちでできたり、いろんな成形ができるようになったり、好みのオイルを選べたり、粉の配分を考えたり…パンづくりの工程の中にもまだまだ楽しくできる要素はたくさんあると思います。
今回参加してくれたMくん、Nちゃんは家でもよく料理をしているそう。今度は「おいしいオムライスの作り方」教えてもらう約束をしました!
楽しみです。
持ち帰り生地は、翌日、ピザのように大きなコーンマヨパンにして、放射線状にカットして食べたそうですよ〜!
親子でパンづくり、ご家庭でも気軽に楽しんでもらえたら幸いです。
ご参加、どうもありがとうございました!
レシピは「白崎茶会のかんたんパンレシピ」より
樋口 明日香