2017-08-17
【地粉パン】野菜のフォカッチャ
徳島のパン先生unです。
すだちの季節となりました。毎年この時期になると食卓にあるのが当たり前でした。
関東へ行った時、「すだち」が通じないことがカルチャーショックで、当時担任していた子どもたちに、すだちを一粒ずつ手渡したことを思い出します。
わたしが住んでいた神奈川県のスーパーでは箱ではなく、1個単位で販売されていて(徳島県民は箱買いですよね?)、しかもすだち1個が100円とか。あまりの高級品扱いにびっくりしたと同時に、お土産に配るととても喜ばれたことを思い出します。
赤ピーマンは熟れた証拠。
すだちの話はさておき、ピーマンも出てくる季節になりました。
子どもが嫌いな野菜の代表格、みたいなピーマンですが、かつて幕内秀夫さんの著書で
「苦みがある野菜」「青い野菜」はもともと子どもには食べづらいもの。無理に食べさせる代わりに、別の野菜で補えばなんてことはない。そのうち食べられるようになる
というような内容を読んだ記憶があります。
同僚から聞いた話によると、緑色が熟れて赤色になるとのこと。熟れたら甘くなるので、緑のピーマンより赤のピーマンの方が甘みも増すんだそう。ピーマンの品種にもよるとのことですが。
試しにかじってみると、なるほどなお味。
この色鮮やかなピーマンをパンにのせてみたい、と思いました。
ピーマンを並べてみました。
パン生地の上に、輪切りにしたピーマンを並べてみました。
一つのピーマンでも、切り口によっていろんな表情が出ていておもしろい〜
これ、子どもたちと一緒にやったらどんな反応するんだろう???
地粉の旨味が存分に感じられるフォカッチャ。
これ、ランチに1/4切れ持っていきました。冷めても味わい深くてうれしかった!(冷めると美味しくなくなっちゃう、と思い込んでいたけれど、そうでもなかったうれしさ。)
パンと一緒に野菜が食べられるのは、一石二鳥な感じがして好きです。
徳島のパン先生un 樋口 明日香
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