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2020-01-05

01 気楽なパンの会

あけましておめでとうございます。

昨年はパン教室を開けないままで終了しましたが、年末に友人たちに声をかけ「気楽なパンの会」を開きました。その時の様子を。

きっかけは、白崎茶会の教室に興味を持っていた同僚。ネットサーフィンをしているときにわたしのホームページをたまたま見つけたらしく、茶会式パンづくりに興味があるとのことで「気楽にパン焼きつつ一品持ち寄りの会開こう!」となりました。(ホームページ作っておいてほんとよかった〜!)近くにいるのにネットを通して知る不思議(笑)。

お題は中華風蒸しパン「花巻」+「プレッツェル」

Facebookで声をかけたところ、5名の友人がきてくれることになりました。参加条件は「一品おかずを作って持ってきてくれる人」。よって、当日は5名の友人らの持ち寄りがずらっとテーブルに並んだわけです。

楽しさとおいしさが蘇ってくるなぁ。

しかしながら、ハプニング発生

当日、わたしがかなりやらかしまして。

これねー、かなり凹みました。。仕込みの時には生地がとてもよい状態だったのに朝見てみると全く膨らんでいない…。これはヤバい!と思って熱めのお湯をなんどもくぐらせ、こね、ありとあらゆる方法を尽くしましたが微動だにせず(のちに、酵母が古かった…ということが判明しましたわたしのミスですー)。

こればかりはもう仕方のない状態だったので、申し訳なくみんなには諦めてもらい(やさしいみんなでよかった)、ヒラ焼きパン風でいただくことにしました。

カリッと焼いて粉の風味を楽しみました。

とはいえ、花巻もプレッツェルも、“物は試し”と成形して焼いてみたのですけどね。

「金長だぬき」にしか見えなくなってきて…(←徳島の人しかわからないかも)。
じゃじゃん。かたちはプレッツェル。

花巻は…お見せできません(恥)。酵母がない状態だとあぁなるんだなあ〜みたいな仕上がり(まるで蒟蒻)。きのこスープに浸しながらいただくとまぁまぁ…ちょっといい感じには、なりました。

持ち寄りのお品をご紹介!

せっかくのパンの会なのにパンができないってどーゆーこと!!って気持ちをなかなか鎮められず、でも目の前に出てきた友人らの持ち寄りごはんに救われました。ほんと持ち寄りバンザイ!

大根サラダと蒸し野菜、クリームチーズと海老のディップがおいしかった〜
スペアリブと蕎麦サラダ。スパイシーなのとあっさり系、皆さんの持ち寄りそれぞれが調和しておいしい〜
菊芋の甘辛煮とひじきのそぼろ煮。ごはんが欲しくなるおいしさ〜
なんと手作りキムチ〜辛うまでした〜
デザートにチャンドラポメロ!(初)
そしてりんごの杏仁豆腐〜

さてさて、持ち帰って家でもパン焼きたい、という友人たち。ササッと袋の中で生地を混ぜ混ぜこねこねしましたよ。食べてお茶してしゃべっている間にどんどん発酵してきてひと安心(これはうまく発酵しそうだヨシヨシ)。

左上の生地なんて、すでにパンパンに膨らみかけて(ほっ)。

持ち帰り生地のその後…

翌日、自宅で作ったという友人から焼きたてパンの写真が届きました!

プレッツェル〜外はバリッと、中はふわふわでおいしく仕上がったみたい〜
ピザ!!おいしそ〜 家族にも好評だったようで〜
こちらはフォカッチャ!香ばしさが画面ごしに伝わってくる…
そして、こちらにもピザ!のせる具がそれぞれでおもしろい。おいしそ〜
こちらは生地を揚げてドーナツに。「ここ最近で、いちばんの美味しさだった…」とのこと◎
こちらは平焼きパンにしてカレーと一緒に食べたそう。うぅ〜香ばしさが漂ってくる〜

あとは、別の生地で花巻の成形を楽しんでくれた方もいました〜

手を加えて“いい関係”を

どれもこれも…パンのまわりにおいしい顔が見えてくるようです☺︎

パンづくりには「不思議」を体感できるプロセスがたくさんありますが、今回の「酵母の不発酵(わたしの確認ミス)」や友人らの持ち帰り生地の「その後」からも、新たに学んだことがいくつかありました。そういうのっておもしろい(想定外/意図してできないことだもんね)。

情報(知識)だけで満足せず、手を動かして、食べて、もいちどやってみて、誰かと分かち合って、また手を動かして…そんな循環が自然とつながっていくといいな〜。そして、いろんな食べ物との“いい関係”を育んでいきたいものです。

今年はこんな「気楽な会」を積み重ねたい◎
花巻リベンジの会はまた近々…!

un 樋口 明日香

パンの授業(現在お休み中/再開時期は未定)

再開の際にはこちらのブログでご案内いたします。

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