2017-08-04
会いたい人に、会いに行く。
パン先生un@徳島です。
旅先で学生時代の友人と久しぶりに会ったら次から次へと話題が尽きなくて、気づいたら7時間以上喋っていました(途中、ちゃんとごはんを食べながら)。翌日も7時間以上、ずっと喋っていました(途中、ちゃんとごはんを食べながら)。
最近、出かける目的が以前とは違ってきているのです。
パンと全然関係ない内容だけれど、会いたいひとに会うことで、やる気が出たり、次の行動の活力になったり、振り返ったり、考えに確信を持ったり。今回はそんな話。
一人旅の目的(これまで)
一時期、一人旅が大好きで、休みのたびにどこかビューンと飛んで行っていた時期がありました。
ビューンと出かけて動き回ることが休息になっていたような感じです。
このときの旅の目的は、
行ったことのない場所の空気を吸って、観光地をめぐること。
あてもなく歩いて、出合ったお店に入って楽しむこと。
時間の限り、ありとあらゆる場所に足を運んでみること。
機会があれば、その土地の人(初対面)と話をすること。
とにかく、日常とはまったく別の非日常を求めていたんだと思います。
旅の目的(いま)
2011年の震災以降、なぜか旅からは離れていました。
「家が一番いい」という思いは「出かけた時に何が起こるかわからないから」という不安からきていたのかもしれません。
現状から離れたくて旅に出ていた以前とは違って、いまは、会いたい人がいるから出かけるという感じ。それが、とてもしっくりくるから心地よい。
会いたい人に、会いに行く。
今年に入り、自分で行きたい場所にいく機会が増えました。
昔から付き合いのある友人知人もそうですが、本やSNSで「いいな」と思う考えを発信されている方にお会いできることが刺激にもなっています。
2017.7(鳥取県)
2017.7(兵庫県)
苫野一徳さん(熊本大学教育学部准教授)
著書『勉強するのは何のため?』を読み、これまでもやもやしていたいろんなことが、これを読んで整理された気がしたのです。
→尼崎市の教育講演会でお話しされるとの情報を得、参加してきました。
本を読むのと、実際にお会いしてお話しを伺うのでは、印象がまた変わります。
その方の話されている様子から、お人柄がにじみ出るというか、その人ご自身のあり方が伝わってくるというか。
そういう場所や経験が、わたしは好きなんだと思います。
これからも、きっと、その時々でビビッときたひとに、会いにいくのかもしれません。
友人との再会。
徳島からちょっと離れた場所に行くと、行った先の近くに住む友人に連絡をとります。いつも急です。
友人の予定もあるし、滞在期間も限られているので、思った通りに会えないことも多いのですが、なぜか、その時々で、ちゃんと会いたい人に会えている気がします。
今回も、夕方から翌日夕方まで、ひたすら喋り続けた友人。
たまたま友人の家族が旅に出ていて、久しぶりの「おひとりさま」時間中だったから実現したこと。
友人と話している時の「延々とおしゃべりが続く感じ」は何なんだろう?
対等な関係でしゃべることができるからかな。ひととの距離感がすごく似ている気がして、ホッとします。
わたしが経験したことのない話から学ぶことはたくさんあるし、大いに刺激を受ける。彼女もまた、わたしの話(ほぼ悩み)を聞きつつ、何か感じてくれたようで。
小学校時代の友人から学生時代の友人、教員仲間、パン先生仲間…周りにはパワフルな友人たちがたくさんいる!離れた場所にいる友人たちが多いけれど、これからもどんどん会いに行きたいなぁ〜。
旅中の読書で、いろんな人の考えに出合う。
旅先や移動中は、掃除、洗濯、ごはん、何にもやらずに済むので、自分の好きなことだけができる時間。
だから、ついつい本屋さんに立ち寄って、読みたい本を買ってしまいます。
旅先で買った本を読破できたことはないし、移動しただけで疲れてしまうこともありますが、「ひとに会う」「考え方に出合う」ことのエネルギーはいつまでも大事にしたいな、と思います。
自分がいいな、と思うところへ。
自分がすてきだな、と感じるほうへ。
自分が心地よくいられるところへ。
自分発信の感度は大切にしたいな、と思う今日このごろです。
un 樋口 明日香 Asuka Higuchi
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