toggle
2017-03-17

「ありのままのいちご」をデザートに。

世の中に、

農薬を使わず、
化学肥料も使わずに、
手間暇かけて育てられた苺ってどのくらいあるんだろう。

いちごを育てたことはないけれど、薬に頼らず育てる難しさは、話に聞いたことがあります。お店に並んでいる「無農薬いちご」「有機いちご」の価格の高さからも、想像できます。「ありのまま」をキープするって、それだけで難しいんだなと。「ありのまま」育てるために、「ありのまま」をさらに美味しくするために、一体、いちご農家さんはどれくらいの労力をかけているのだろう。

昨年は九州産の有機いちごを使っていろんなデザートを作りましたが、
今年もいちごのおいしい季節になったんだなーと、1年前を振り返っています。

住む場所も、仕事も、周りにいる人たちも変わり、大きな変化の1年でした。
自分の嫌な部分をとことん反省したり、
それとなく通り過ぎていたことに向き合ったり、
もっと大事にしなきゃいけないことに気づいたり、
やっぱり支えられていることに感謝したり、
身近な人にも頼れない不器用さに悶々としたり。

何かやってないと嫌だった横浜在住時の生活から一転、
「何もしたくない」
と思うことが増えてきました。

欲がなくなっているのか、
はたまた、疲れすぎているのか(←この線、濃いな。。。笑)

疲れすぎていたとしても、おいしいもので元気になれる自分に出会うと、また元気になれます。
作ってみて思ったけれど、赤とかピンクって、元気カラー!

そして
心を込めて作られている「いちご」は、私を元気にしてくれます。
今年は、徳島で無農薬・無化学肥料のいちご作りに取り組まれているおじいちゃんのいちごで作りました。お会いしたことはないのですが、話を聞くだけで「おいしく」なります。

P1040259

どんな思いで作られているんだろう。
どんな場所でこのいちごが育っているんだろう。
ちょっと遠い場所なんだけど、ふらっと生産者のおじいちゃんに会いに行きたくなっています。

un  樋口 明日香

Facebook    Instagram     Twitter

パンの授業(現在お休み中/再開時期は未定)

再開の際にはこちらのブログでご案内いたします。

関連記事