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2017-09-20

紅茶味のショートブレッド(グルテンフリー)

徳島のパン先生unアンです。

少し涼しくなってきてお菓子作りが無理なくできるようになってきました。おやつにも季節感は大事ですね。ゼリーや寒天、アイスキャンディーなどの冷菓子から、焼き菓子の季節へ移行です。

書類を整理していたら、本の間に挟まっていたレシピがぱらっと出てきて、ハッとしました。少し前に白崎茶会で教わってから、まだ作ってなかったショートブレッドのレシピ。

作り慣れているおやつもいいですが、新しく教わったおやつをつくる時のワクワク感ったら♡

ショートブレッド

ショートブレッドとは
スコットランドの伝統的な菓子である。紅茶と良く合うとされる。 〔short〕は、食感がサクサク、あるいはポロポロすると言う意味の形容詞で、〔bread〕は、いわゆるパンのことであるが、この2つの単語が合わさるとひとつの名詞となり、その場合には「バタークッキー」を指す。 :ウィキペディア

バターと砂糖と粉だけで作られているシンプルなショートブレッドが好きで、無性に食べたくなる時があります。Walkers(ウォーカー)のショートブレッドは有名ですよね。あれ、シンプルで好きです。

オーガニックなショートブレッド(地粉)

わたしがいつも作るのは、バターを使わないショードブレッド。バターの代わりにオーガニックショートニングを使って作っていました。粉は、いつもパンをつくる時にも使っている「地粉*」。レシピは白崎裕子さん著「かんたんお菓子」に載っているものです。*地粉:中力粉、うどん粉

「結婚式やクリスマス、年末年始など、お祝い事や行事の時に出される特別なお菓子」

そんな意味合いもあるショートブレッド。

この「特別なお菓子」っていうのが頭の隅にあったので、ショートブレッドを焼くのは、ちょっとした「特別」を感じる時でした。これまでのショートブレッドの思い出アルバム、振り返ってみます。

一口サイズの小さい型で焼くとリッチなおやつにぴったり。

個包装にすると、手土産とか、差し入れとかにも良さそう。

「クッキーツリー」クリスマスツリーの土台になっている茶色い部分がショートブレッドです。

年始のお祝いに、実家に手土産として持ち帰り、親戚に配ったのもショートブレッドでした。

シナモン風味とチョコ味のショートブレッド。あとはくるくる抹茶クッキーとごまクッキー。

親戚から届いたお礼の絵葉書。うれしかったなぁ〜。

写真をみると、その時々で食べてくれた人たちの笑顔だったり、その時の出来事だったり、、ショートブレッドとセットで思い出が蘇ってきます。誰かのためにつくる、ということを大切にしたいと思うし、何かの節目には手作りのおやつをつくりたい。そんな心境は昔も今も変わらずです。(「思い」だけで、実際にできないことも多々あり…泣。)

 

これまでのショートブレッドとは全く違う材料であたらしいレシピを教わった今回。

これから生まれるショートブレッドアルバムも、新しい思い出が次々と重ねられていきそうです。というわけで、「あたらしいショートブレッド」のご紹介。

あたらしいショートブレッド(小麦不使用)

ようやく本題へ。今回のあたらしいレシピは、乳製品も小麦粉も使わないタイプのもの。グルテンフリーでオーガニック。小麦の摂取を控えている方も、遠慮することなく食べられるおやつです。

リッチな気分を味わいたくて、紅茶の茶葉を入れてみました。

オーガニック・フェアトレイドのアールグレイ茶葉。

手で伸ばして、指でフリルをつけたらお手製感満載。

個人的にはこんがり目が好きなんです。

こんがり目が好きなので、ちょっと焼き時間を伸ばしてうっすら焼き色をつけました。

紅茶の香りが部屋中に広がります…ん〜なんて贅沢な香り。

地粉のショートブレッドも好きですが、こちらのあたらしいショートブレッドも、より一層サクサク感が感じられて、ほろほろ感も仲間入り。これが家で作れるって、ほんとうに幸せです。。。

「卵や乳製品、小麦が食べられない人」のためのおやつではなく、みんなのおやつ。みんなのおやつだから、アレルギーがあってもなくても、子どももおじいちゃんおばあちゃんも食べられる。あとはお好みで味付けや食感を変えていければいいですよね。これ、冷やして食べてもおいしかった♡

「どこにでもあるレシピ」じゃないことは、食べてもらえればわかるはず。

これを囲んでおうちでティータイムカフェ、やりたいなぁ〜♡あたらしいショートブレッドのページ、続々更新していきたいです!

 

パン先生un(アン)   樋口 明日香

パンの授業(現在お休み中/再開時期は未定)

再開の際にはこちらのブログでご案内いたします。

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