白崎茶会の「塩だけで料理をする」クラスへ
–「かんたん」とは?–
白崎茶会の教室に行くと、白崎先生の話す言葉がどんどん入ってきます。
わたしが日々愛用している白崎先生のレシピ本も「かんたんお菓子」「かんたんデザート」「かんたんパンレシピ」…「かんたん」のオンパレード。
「かんたん」=「自分でできるか(訓練をしたか)」
ということだそう。自転車の練習をしたら乗れるようになる。すると、次は練習なしで乗れるようになる。しばらく乗らなくても乗り方は忘れない。料理も同じなんだそう。一度訓練して覚えると、一生モノ。そして、簡単に感じられる。
その訓練の仕方、「こうやってみるといいよ」を教わった1日でした。
最低限必要な分量だけを書いてあるレシピを手に、チームで話し合って「カレー」を作りました。塩と限られたスパイスと野菜でカレーを作る。塩の大切さはこれまでに何度となく話を聞いたり、本を読んだりして知っていますが、塩だけでカレーを作るというのは初めての経験。(チームのみなさんが温かい人たちで本当によかった。。。)
つまり、料理をするときには「どんな味にしたいか」というイメージを持って「テーブルにはどんな料理を並べるのか」という全体のバランスを考えれば、おのずと味は決まってくる、ということ。(だと思いました。)
・塩の入れかた
・五角形のバランス
・味がキマらない時の対処法
を教わったので、まずは訓練しなきゃ、と、それから週3ペースでカレーを作っています(!!)。
そこで気づいたことは、今まで、本当に自分で味をキメてなかったんだな、ということ。
白崎先生のレシピ本は、分量見てパパッと作れば味がカッコよくキマるものばかりなので、それに助けられてばっかりで、やっぱり私は頭を使わずに、ずーっと楽してきたんだなぁ〜と気づいたんです。それも幸せなんだけど、できることなら「レシピ本なくても味がキメられる料理上手」になりたいです。
大事なのは材料をしっかり揃えてレシピ通りに作ることではなく、毎日、冷蔵庫にあるものでいかにおいしい料理を作るか、ですもんね。ちゃんと味がキメられる人にならないと、これ、できません。
ー憧れの、茶会女子ー
白崎茶会からの帰り道、先輩茶会女子のお家へ乗り込みました(押しかけました)。
次から次へとおいしいストックとか出てきてお腹いっぱいなのに、おいしいリゾットが出てきたもんだから、本当にお腹いっぱい、胸いっぱい。
茶会の友人たちとのゴハン時間は、情報交換ができて勉強にもなり、自分のハテナを解決してくれる場でもあり、満たされる時間。次の集合は来月かな〜。
–何回めかの、塩カレー–
茶会女子の食卓から影響を受けまくりで徳島に帰ってきてはや2週間!塩カレーの訓練は続いています。
「うん、これでオッケー!」と思っても、器に盛ると何か足りなく感じたり、冷えてくると塩気が多いように感じたり。なかなかバシッとキメるのは難しい。でも、楽しいから続けられます。
次回のパンの授業もカレー。なのでしばらくカレーの訓練、続きます。
合間に「ココナッツオイルのカレールウ(グルテンフリーなヴィーガンルウ)」作ったら、あまりの簡単さとビシッと味がキマるポイントの高さに、オォォ!っとなりました。ジンジャーカレールウも仕込んでいます。冷蔵庫はカレーパラダイス。頭の中もカレーパラダイス。
梅雨入りしましたね。
ジメジメした空気をカレーでスパッと乗り切りましょう!
樋口 明日香