2017-03-20
卒業式に寄せて
先日、元勤務校より卒業式の案内が届きました。
(昨年の3月はまだ小学校の教員をしていました。)
行きたい気持ちはあったけれど、遠くからみんなの卒業を祝うことにしました。
昨年担任していた40人の子どもたちが
どんな顔で
どんな気持ちで卒業証書をもらうのか。
どんな歌声を響かせるのか。
1年離れてしまうと全く想像がつかない。
この1年でずいぶんと成長したんだろうな。
教員の仕事をやっていてよかったな、と思えることは、子どもたちの成長を間近で見られることだった。
初任の時に一緒に組んだ先生から言われた言葉はことあるごとに思い出す。
子どもって、学年が上がっていくから、成長が目に見えるんだよね。
でも、大人には就職したら「学年」がない。
この違いって大きいよね。
確かそんな言葉だったと思う。
共通の成長目印がないから、成長をはかるモノサシは自分で捉え、感じるしかない。
子どもたちと寄り添える仕事って、やっぱり楽しかったなー。
教え子たちの卒業式は22日。
どうか、それぞれの持ち味を大切に。そう願いながら、遠くからエールを送ることにします。
君のこぼしたその種はすぐに芽を出さないかもしれないけど
いちばんいい時に いちばんいい場所で 花が咲く日がくるから
君の歩くその道は 時に疑う事もあるだろうけど
いちばんいい時に いちばんいい道を 通るようになってるから
MISIA 「花」より
樋口 明日香
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