2020-05-22
田植え(機械を使って)
代掻きの次はいよいよ田植え。自分だけではできないことの一つ。
2016年に徳島に帰って来てからは、米づくりが毎年の恒例行事になっている。おかげで、お米に対して様々な思いを巡らせられるようになりました。より噛み締めて食べたり、一粒の重みをちゃんと感じられたり、消費する以外の背景が自分の中に育まれてきていることを実感しています。
4年前は初めて草取りして、「一粒の重み」をしかと味わったのでした(懐かしい)。
今年参加させてもらっている「エタノホ」は、仕事をしながら主メンバー3名が余暇をフルに使って米づくりをしている。12箇所の田んぼを3名で管理するのは相当大変なはず。それでも、ずっと続けています。
これまでは全ての田んぼを「手植え」していたそうだけど、続けていくための方法として今年初めて「機械植え」を試みるとのこと、その記念すべき初回に参加させてもらいました。
写真で見ると一目瞭然!かーなーり、曲がってるよね。
自分がやってみて初めて人の仕事が見えるようになるというか。すでに田植えを終えたあちらこちらの田んぼを見ながら「なんてまっすぐ植わってるんだ!」と感心するばかり。そんな経験を積み重ねています。
この日は、田植えを終えた3名に、話を聞いてみることにしました。彼らの活動「エタノホ」を通して伝えたいことは?という話。米づくりに参加させてもらってほんの数回ですが、彼らの強い想いが途中ヒシヒシと伝わってきて、この活動を続けている背景をもっと知りたいなぁと思ったわけです。
話の内容は、フードハブ・プロジェクトで毎月発行している「かま屋通信」の食育ひろばというコーナーで来月紹介する予定です。
彼らの話を聞いていて、「地域の作法」という言葉を思い出しました。再読しよう。
樋口 明日香
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