「妄想」と「現実」のあいだ
誰も知り合いのいない外国に飛んで3ヶ月くらい言葉も習慣も違う環境に身を置いて、海で泳いで、空を飛んで、星を眺めて、深呼吸して、歌って、踊って、お腹をすかせる。
っていうのをかなえられず、妄想だけ。
友人が自転車で世界一周したblogを読みながら旅行した気分になって、外国のリゾート地でブルーベリー食べたのは今日の話。
そろそろほんとの妄想族になりそう。いやすでに妄想族か。
blogを毎日更新すると決めて2週間。何もためにならないことを日々つぶやくblogだけど、今のところちゃんと実行できてることが◎。ルーティーンワークでリズムをつくるという意味では自分のためになってるのかも。これが、現実。
本日のタイトル「妄想と現実のあいだ」は、一斉を風靡したこの本のタイトルにちなんで。
この小説には苦しいほどに感情移入したもんだ。「ドゥオモ」と聞けばキュンとし、エンヤを聞けばズキュンとくる…。イタリアに旅行する計画を立てたのも、この小説の影響…(叶わなかったのだけど)。
!!!
記憶って、すごい(最近、忘れることばっかりだったから)。
話を「今」に戻すと。
わたしと妹は、性格(タイプ)がまったく違っていて、仕事の話はまず噛み合わない。先日、「姉妹じゃなかったら、話しかけようと思わんだろうな」って言われた。いや、わたしは話しかけるよ!と思うけど。
それで、言葉を当てるとすると、
妹 → 現実派(できることをちゃんとやる)
私 → 妄想派(夢を目標にしがち)
どちらも「過ぎる」ので、あいだがあればほんとちょうどよかったのに〜!(=妄想と現実のあいだ)っていつも話すんだけど、正反対なタイプだからこそ、おもしろいことや頼りになることもたくさんあるのも事実。それぞれの「あいだ」はどうやってつくれば(見つければ)いいんだろ?
あじさいは一人でこんな夢見るような色を出せてほんとすごい仕事してる。それでよく見ると、ピンクと青が混ざって紫色になってる気がする…!?これって、まさに色の「あいだ」じゃんっ!と思ってたら、たまたまこんなtweetが流れてきた。
ピンク色のアジサイ色素に塩化アルミニウムの液体を加えると、青色に変化します。日本に多い酸性土壌ではアルミニウムイオンが溶け出し、アジサイのガクまで運ばれます。そこでピンクの色素とアルミニウムイオンが反応して青くなるのです。これが、日本のアジサイに青が多い理由です。アジサイの色は変化しやすく、品種の影響もあるので、要因はこれだけではないですが。詳しくは『大地の五億年 せめぎあう土と生きものたち』(藤井一至、山と渓谷社)でも紹介しています。
藤井一至
いろんな色が混濁してる感じ、いいなと思う。
樋口 明日香