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2017-11-13

こどもと音楽の未来をつくる vol.3 に参加しました。

「こどもと音楽の未来をつくる」とは

こどもの城(日本の子ども向け芸術活動の最大の拠点)の閉館をきっかけに、こどもの城 の経験と知見を未来の子どもたちに手渡していこうという熱い想いをかかえたおとなたちが集まって東京大学の駒場キャンパスで開いているイベントです。

私がこのイベントを知ったきっかけはTwitterでした。知人から流れてきた情報からこのイベントを知り、vol.2が開催された5月から、参加できる機会をずっと伺っていました。今回、仕事も休みをいただいてタイミングよく参加できたことがとってもありがたい!

東京大学駒場キャンパスへ、行ってみた。

「東京大学」の門をくぐるのはもちろん初めてですが、このようなイベントのために場所を提供してくれるって、ありがたいですね。きっとイベントの趣旨を鑑みてのことだと思います。

じゃじゃん!東京大学駒場キャンパスの正門。

こんな手作りの看板を頼りに進んでいった先に、会場がありました。

会場の様子

すやすや眠っている赤ちゃん、よちよち歩きの子ども、元気に踊る子ども、それぞれが自分のペースで音楽に触れられる、素敵な空間です。

当日のプログラム

子どもたちが、規制なく自由に、のびのびといられる場所って、日本全国どのくらいあるんでしょう〜

しかも、音楽のプロの方たちが子どもたちのために、子どもたちに向けて、演奏しながら楽しませてくれるのです。掛け声とか、リズムとか、楽器の音色とか、もう、ワクワクが高まっていくばかり。

わたしはやはりドラムが聞いたノリノリのリズミカルな音楽が好きなので、歌って踊って声出せる音楽が一番楽しかった!

回想録

教員時代、発語がない寝たきりの児童、体を動かすのが大好きで発語がない児童、単語を使ってやりとりができる児童を受け持ったときのことを思い出さずにはいられませんでした。

教室で一緒に過ごすのなら、心地よくかかわりたい。

大人が「〜してあげて」という指示を子どもたちに出すような教室にはしたくない。

音楽ならみんなでコミュニケーションできる!友だちと友だちをつなぐことができる!

毎回あれこれ考えながら積み重ねていった音楽の時間。おとなの想像をこえて、こどもたちはどんどん音や友だちとのかかわりを楽しむようになることが心底楽しかったし、子どもたちの無限の可能性を感じました。音楽を通して「子どもってすごい!」と思った経験があったから、その後も音楽の勉強だけは熱心に頑張れました。

かつて、こどもの城で行われていたこと

「こどもの城」の中で行われていた活動を見たことはありません。でも、活動内容が素晴らしかったんだな、ということはパンフレットを読んでいてよくよく伝わってきました。みなさんにも伝えたい、と思ったので、パンフレットから紹介させていただきます。

当日配られたパンフレット「声」より…さまざまな形で子どもの城に関わってこられた方々の声

「目も耳も不自由な、寝た姿勢のままの子どもたちと音楽を楽しもう」としたら、どんなプログラムが思い浮かびますか?こどもの城の「グループ活動」という事業では、そんなこともやっていました。

音楽事業部のジャワガムラン(青銅の打楽器オーケストラ)の「グループ活動」は、とても重度の障がいをもつ子どもたちが「修学旅行」として利用することがありました。終了後館内のレストランで昼食、そしてこどもの城のホテルに一泊します。大型のエレベーターがあるので横になったまま移動でき、付き添いの保護者も一緒の思い出ができます。「子どもたちにはいろいろな経験をして欲しいのですが、こういうところは他にないのです。」と支援学校の先生が言われていました。

子どもたちは、スタジオいっぱいに広がる大小さまざまな楽器の間に、抱きかかえられたり、楽な姿勢で横になります。演奏中は、床の振動や楽器に触れることで音を感じてもらいました。低音で余韻が長いゴングの響きを照明の明るさの変化で表現したり、音楽を五感で受け止められるようなプログラムを考えました。音の響きや変化を感じパッと表情がかわった顔、心地よさそうな子どもたちの表情は忘れられません。

「グループ活動」は閉館前になくなってしまいましたが、専門性を活かして目の前にいる子どもたちと触れ合い、何度も練り直してプログラムを充実させていくという方向性は、一般来館者を対象に、他のプログラムを作っていく場合も同じでした。中には、社会的には求められていても、営利目的では開発が難しいプログラムもありました。しかし、いったん核になるプログラムができると、親子向け、幼児向け、高学年向けなど、その他の様々な活動に活かせるバリエーションを生み出すこともできました。こどもの城が時を重ね、多くの子どもたちと触れ合いながら、築き上げていったプログラム作りの大切さは、今の時代も変わらないと感じています。(元こどもの城職員の方)

これを読ませていただき、「この場所に勉強しに行きたかった」と心から思います。たくさんの子どもたちの表情や声、笑顔、反応が頭の中に浮かんできます。

音楽とこどもの未来

今回のイベントでも、音のまわりに集まってくる子どもたちの様子を見ながら、しあわせな気持ちになりました。

音楽に合わせて小さい子たちも自然と踊りだしていました。

(姪や甥も連れてきたかったー)
イベントに参加して、やっぱり「音楽はすべてをつなぐ」ということを再認識。そして、そのような場を大切にされている素敵なおとなたちがたくさんいることを知れて、とてもとてもうれしい1日でした。
@okowaokowa
ありがとうございました。

楽しみだったお弁当

お昼に食べた #chioben も #あゆみ食堂 の煮込みも、ワクワクに花を添えてくれました😋

左:チオベン(chioben)
右:あゆみ食堂

構内の芝生が見える木陰で友人と食べました。

スペシャルな東京滞在は続く

そしてそして、夜は友人の通う雅楽の練習を見学するという稀有な時間を過ごしました。初めての経験です。

いつもは見られないという雅楽の「舞」も見学させてもらったし、笙(しょう・雅楽に使われる管楽器)もじっくり見させてもらいました。

雅楽で使われる笙(しょう)

17本ある菅のなかで「也」と「毛(もう)」は音が出ないことが「野暮(やぼ)」の語源になったという豆知識も。

日本の伝統芸能だからこそ、現在使われていることわざや慣用句も繋がりのあるものがたくさんあるみたい。そんな豆知識情報が聞けるのも楽しかったです。

こどもたちと音楽ができる場所、徳島でもつくりたい!

そんな気持ちが高まった東京滞在でした。

まずは自分の音楽したい欲を満たしてあげなきゃいけないなー。

 

un  樋口 明日香

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