2016-11-17
旬を届けてくれる「となりのおばちゃん」の味
神山町にある仕事場に毎日通っている。
昨日、隣のおばちゃんから柚子の皮をいただいた。
おばちゃん家の部屋は柚子の山。おばちゃんは果汁を絞って小分けに瓶に詰め、心待ちにしている親戚に送り、あとは冷凍保存してお寿司をつくる時に大事に使うのだそう。
そういえば、以前いただいたおばちゃんのお寿司はほんのり柚子の香りがして、それはそれはおいしかったのだった。
残った皮は柚子味噌にするんだって。
長年作り続けてきたおばちゃんには「自分の味」がある。これとこれを入れるとおいしいけんな、アクを抜くために水につけときよ、沸かさなあかんけどな、とおいしく作る方法を教えてくれる。
柚子に限らず、いつも季節の食材をきちんと調理して(周りに配って)消費しているおばちゃん。
とても83歳とは思えない動き。
「おばちゃんマメやなぁ」
「ゆう(柚子)があるけんするんじゃわ」(柚子があるからやってるだけよ)
ー裏の畑にてー
「これ、豆がまだできよるわ(と言って見せてくれたインゲン豆)。これあったらなぁ、お寿司の上にちょっとでものせたら彩りになるでぇな」
庭にある緑を彩りに使う。
こんな風に、いつもの服にブローチつけるみたいに、アクセサリーをプラスするように、お料理にオシャレできる人って、素敵だなぁと心底思うのです。デパートで高級な食材を買うのではない、飾るためにお取り寄せするでもない、身近にあるものを大切に、ありがたく使っているんだなぁって。
わたしは、おばちゃんより何十歳も若いはずなのに、、
そういえば、そんなおばちゃんや周りの人たちを見ることが多くなったからか、この頃、食材の「旬」がよくわかるようになった。
旬をいただける環境はありがたいけれど、季節の保存食を作れるようなマメさはどうすれば身につけられるのだろうねぇ
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