手づくりテンぺで発酵サンド
「テンぺ」ってご存知ですか?
テンペはインドネシア発祥の発酵食品。大豆にテンペ菌を加えて発酵させます。スーパーで見かけることは少ないと思いますが、自然食品店に行けば売っていることがあります。買ってもいいんだけれど、少しお高め。常食にはできない値段です。
半年ほど前でしょうか。テンペを手作りするきっかけとなったのは、Instagramで仲良くさせていただいている方(以下:Insta師匠)が「手づくりテンぺ」を投稿されていたのを見てから。手間暇かかりそうな先入観から先延ばしにしてタイミングを待とうと思っていたところ、Insta師匠からハッパをかけられ(やるなら絶対今の季節!発酵には最適だから!!!!!と。)すぐさまテンペ菌を取り寄せ、作り始めたわけなのです。
テンペ菌、もちろん見るのも触るのも初めて。サラサラの粉末ですが、大豆に絡めると活動開始!翌日にはもう白いモワモワがまとわりついていて、かわいいのなんのって。
1回目は完成のタイミングがつかめず、2回目にして大成功!(下写真。Insta師匠にOKをいただきました!)
自分で発酵させたものは、買ったものとは比べものにならないくらいかわいいし、美味しく感じるものです。
梅干しも、漬物も、塩麹も、もろみも、甘酒も…自分で作れるようになってきたからこそ愛着が生まれてきた食べ物。(←もともと、好きな食べ物じゃぁありませんでした。)作る過程で「なんでこれがこんなになるのー」って驚きにも遭遇しました。昔から食材を腐らせないように保存させ、なおかつ美味しく食べる方法を身につけてきた先人の知恵に感心するばかりです。
さてさて、かわいいテンペはカットして冷凍しておきました(下写真)。ここから必要分を使えばいいだけ。今回は素揚げして「はちみつケチャップ」や「七味ソース」を絡めました。
で、皮パン焼きました。時間がない中でやったので発酵不十分でしたが、香ばしくふわっと膨らみました。
ぽってりバージョン❤︎
塩とキャベツを発酵させたザワークラウトも瓶の中からプシュプシュ叫んでいたのでサンドに挟みました。
テンペ、キャベツ(ザワークラウト)、パン
これ、全部「発酵もの」じゃないですか!
炒め玉ねぎの塩のあつーいスープとともに。
ほんとはこれ持ってお出かけしたい〜