【パンの授業レポート】どこにも売っていないメロンパンをつくりましょう
オーガニック地粉パン教室、12回目となりました。
毎回参加者の方にお配りしている「レジュメ」の通し番号が、ズレまくっていて、なんのための通し番号なのかわからなくなってきました。が、次回は「13」です。ちゃんと間違えないようにします。
今回、雪の予報が出ていたことと、前日に雪が積もったため、遠方からご参加いただく方は来られなくなるという状況でした。
パン作りが初めての方とunのレッスンは2回目、3回目の方たちとともに、パンの授業スタートです。
生地の丸め
表面がピンと張っているところをやぶらないように、ふんわりと優しく丸めます。
発酵タイムのお話
生地を「二次発酵」させている間に、持ち帰り用のメロンパンの皮と生地をつくり、生地を休ませる時間には地粉のお話をしました。
(作業が多かったので、写真撮れず…泣)
徳島の「地粉」を手に入れたい!
徳島の「地粉」でパンを焼き、麺を打ち、お菓子を焼いて届けたい。
今はそれが希望であり、願いです。
メロンパン、焼き上がり
二次発酵後の生地に「メロンパンの皮」をのせ、オーブンで焼くこと20分。
テーブルセッティングをし、「メロンパンの皮」の活用についてお話しし、焼き上がりを待つ時間のなんとワクワクすること。
ナイフでカットを入れたものと、自然とひび割れたもの。ひび割れた皮、どうなるかと思ったけれど、これ、自然の成り行きに任せる仕上がり具合でいい感じ!
みなさん、自分の手で作ったメロンパンの味は、いつものメロンパンとは違うみたい。というより、卵もバターも使わないメロンパン、みなさん初体験です。
「自分で作ると愛おしい」
「朝ごはんに子どもたち喜ぶかも」
「こんなの家で焼けるお母さん、いいよな〜」
「ポリ袋で作る方法なら家でもできそう」
おいしくできて、よかったです。
メロンパンの横にはお花。
国府町のVIOLAさんで店主さんに選んでもらいました。やはり、テーブルに花があるだけで雰囲気がガラッと変わる。そして、花に目が行くたびキュンとする。和バラのやさしくて温かな色味がとても好き。
持ち帰り生地の、その後。
持ち帰り生地を手に、仕事の合間にどうやってパンを焼くか、の話題になりました。
パンは発酵時間をとるため、焼きたい時間に合わせて逆算して成形して発酵させなければなりません。とはいえ、環境(天気や室温、生地の具合)にも左右されるので、計画通りにいくとも限らない。
メロンパンの皮を伸ばしてのせる時間がなければ、皮はクッキーにして、生地だけ丸めて焼く方法もお伝えしました。
この時点では、「クッキー焼きたい」というオーラがみなさんから漂っていました。
その後。
何名か、写真つきで「持ち帰り生地のその後」を送ってくださったので、この場で紹介させてもらいますね。
「早く、サクサクのメロンパンができますように」ってオーブンの前で待機していたというお子様。メロンパン大好きだそうで、一緒に作れて、おいしく食べられて、本当によかった!
わたしも嬉しいです。
続いて、こちら。
おいしくて、ご家族にも好評だったようです(←これ、大事)。ほんとうによかった♡
そして、ふらりと立ち寄った先で「白崎茶会のかんたんパンレシピ」に出会い、購入されたそう。ワクワクしますね。うれしいです。
また、他の参加者からも「その後」が届き次第、追記していきたいと思います。
自分でつくると、なおおいしい。
そんな瞬間を味わいたいから、これからもパン教室を続けます。(続けられる限り)
パンの作り方に直接関係ないことだけれど、もう一つ。
いつも、パン生地に加えるお湯の温度をはかるとき、指を入れて(適温を)はかっています。
それを見た参加者に「指!?」と驚かれて(スーッと引かれて)、わたしも「驚かれることに驚いた」という瞬間がありました。
実はこれまでの参加者も「驚いた!」と言えないだけで引いていたのかもしれませぬ。
でもでも
手は最高の調理道具。
実際に「手」を使ってもらい、その場で「あ、意外といいかも」と思ってもらえたのはよかったことの一つ。
次回は2月24日。
どんな会になるのか、今から楽しみです。
un 樋口 明日香
レッスンでつくったパンは「白崎茶会のかんたんパンレシピ」に掲載されています!