Food Love Project ③〜米粉からつくる米粉麺でフォー〜
あっという間に3回目を迎えた「裏・地産地食の学校」
前回の「裏・地産地食の学校」の終わりに、「次は米粉でフォーね」ということを決めていました。
第1回目: 4名 その時の様子はこちら
第2回目:10名 その時の様子はこちら
今回は、4名。こじんまりと楽しみます。
裏・地産地食の学校
集まるメンバーは、職場(Food Hub Project)で繋がったメンバーが中心。会社で取り組んでいる「地産地食の学校」は自分たちが「いい」と思ったことを、一般の参加者と分かち合う場となっています。だけど、他の業務があったり、シフトに入っていたりで「関わりたくても関われない」ことも。
一般の参加者に伝える前に、メンバー自身がまず「いい」と思ったことを自らの手で作り、経験して、そこから何かしらつかんだ「実感」を伝えられるといいな〜と、なんとなくではありますが、ずっと思っていました。(インプット→アウトプット)
自分たちから始めよう!それが、この会の始まり。
もっと気軽に。
もっと楽しく。
勢いよく。
とにかく、メンバーが「やりたい!」と思ったことを形にしていく大人だけの遊び時間です。
今回は、フォー!
なんでフォーになったかって、誰かが「フォーにしよう」って言って、気分で決まったテーマです。誰もフォーを作ったことがないっていうのがミソ。
そこで、今回は「フォーってなに?」「どうやったら作れるの?」というところからのスタート。
フォー:米粉(こめこ)で作ったベトナムの麺。透明なスープに入れ、さまざまな具をのせて食する。(Google先生)
というわけで、「米粉麺」から作ることになりました。もちろんフードハブプロジェクトの米粉を使って。
①生春巻きをまく。
パクチー、ルッコラ、ノビル、人参、大根。
自然栽培で育てられた野菜なので、皮も使って出汁にします。
ライスペーパーは市販のものを使い、野菜を巻いていきます。野菜だけのもの(ベジ仕様)、鶏肉のささみ入りのもの、パクチー抜きのもの(わたし用)、何種類か作って味を楽しむことにしました。
変わり種はこんにゃく。
少しお味見がてら入れてみました(柔らかくておいしい〜)。
あとはメンバーが持ってきてくれたお揚げを炙ったのも、入れてみました(イケます!)。
強く巻こうとすると破れるし。具を詰めすぎると避けるし。ちょうどいい塩梅がなかなか難しくって。
②春巻きをまく。
続いて、春巻き。生春巻きより皮が厚めで作業はしやすい。なんで春巻きか?って、前回の餃子の具が残っていたからです。
それだけだと芸がないので、具を足しました。
写真に写っているのは、選抜メンバーの春巻きくん。選抜されなかったメンバーも花開いた感じで揚がってきました(写真取り損ねた、残念)。
つまみ食いがとまらない…。
③米粉麺をつくる
そしてわたしの出番。白崎茶会式の「米粉麺」を作ることにしました。
米粉麺のレシピは「にっぽんの麺と太陽のごはん」p.38掲載のものを参考に。
とはいえ、フォーを食べたことのないわたし。一体全体米粉麺って言ってもどんな具合に仕上げればよいのか、想像するのみ(いつか本場のフォーを食べたいな)。
スープは白崎茶会の「中華スープの素」を使い、野菜くずとセロリ、鶏肉を入れて出汁をとり、とてもおいしいスープが完成。
米粉麺は茹で時間1分!→インスタントよりインスタント。
最後に熱々で食べられるようにスタンバイしておき、他の作業に力を注ぎます。
④デザート部隊、今回はチェー。
テーマに合わせた料理が楽しい。今回もKちゃんがデザート担当。初挑戦のチェーを作ってくれました。
チェー(Chè):ベトナムの伝統的な甘味飲料、デザート、プディングである。(WIkipedia)
初めて食べた「チェー」、想像していたよりはるかに美味しかった〜。
いただきます!
米粉麺が水分量多めだったためか、スープの中ですぐにだれてきたのがちょいと残念。もう少し固めに仕上げてさっと湯をくぐらせるくらいでよかったのかな。
テーブルに並んだ料理を眺めて嬉しい気持ちになるのは、みんなで作った達成感と、これからこれが食べられるというワクワク感。
「一緒につくる」「食卓を囲む」って、ほんとうにいい時間です。
集まってくれたメンバー、ありがとう。そして、ごちそうさま。
食事の後も、話題は尽きず。。
4回目は南インド料理に決まり。楽しみー!!
つづく。
un 樋口 明日香