自分でつくったものは、よく食べる!地粉のピザ編。
これまで、わたしの焼いたパンをなかなか食べない姪っ子の様子をみていて、なぜかちょっとショックだったんですよね。(市販のふわふわパンに勝てない…ていう現実が)
姪が食べたいものを選ぶんだから、それはそれでいいのだけれど。
「地粉がおいしい!」
「自分でつくったものが一番おいしい〜!」
「焼きたてサイコー!」
とか言ってるわたしのパンが姪の舌を満足させられないのは、やっぱり何か足りてないっていうことだよね。
時期がくれば解決する…かもしれない、と半ば諦めの境地で、あいも変わらず食べ具合を観察していました。
が、チャンスは突然やってきた!
運よく、わたしがピザ生地をつくっているところに姪が遊びに来ちゃったのです。めん棒で生地を伸ばしているわたしをみながら
「わたしもやりたい〜」
なんて言うもんだから、やってもらいました。
どんな場所からでもやりたがる。何度でもやってみたい。
だから、最終的には触りすぎてシワシワになった生地が目の前にあらわれました。
もちろん、オリーブとトマトののせ方も姪のセンスに委ねます。
庭のレモンバジルを摘んできてトッピング。(生地のシワシワは残っている。)
何ものせない素焼きも用意。
素焼き生地には、レタス+トマト+アボカド+チリソース+(シラチャー)をトッピングしてタコスっぽくしました。
当初、おやつにピザをつまむ程度に思っていたのに…なぜか家族集合!になってピザパーティー。
この時の姪の食べっぷりったら!!!
こんなに「地粉の生地」に手を伸ばしたのは初めてで。
周りの大人たちも、びっくり。
具材の味が勝っていたので地粉独特の風味を感じにくかったから、かもしれませんが。
「自分が生地をつくった!!」
っと言う気持ちも、「食欲」と関係している気がした地粉ピザ姪ver.。
こんな時に、いつもは食べない野菜を食べるチャンスがあるのかもしれませんね。
「食べなさい!」とか「食べなきゃもったいない!」とか(子どもの頃はいつも言われてました)…嫌なものを好きになるのって、難しいものね。苦笑。
押し付けや強制的じゃない、食べ物とのかかわりかた。
「食べたい!」
と思えるような「手作りの機会」をつくることは、姪のためにわたしができることかなーと思っています。
姪よ、手づくりパンをばくばく食べてくれて、オバは心底うれしいです。
un 樋口 明日香