toggle
2018-07-30

学校で育てた夏野菜でピザパーティー ピザ生地からつくったよ!(前編)

今回の「小学校でパンの授業をする!」というプランは「おとなカタログ」(えんがわ・谷脇さん主宰)から繋げていただきました(感謝!)。

→経緯はこちらにも書いています。

「子どもたちが収穫した野菜でピザパーティーをやりたい!」と依頼してくれた2年生担任のばんどう先生。

「パン生地は発酵させるので『生地をつくる』『生地を成形する』の2段階だと2日間かかります」とお伝えすると、「せっかくだから、生地づくりから子どもたちも一緒に体験させてください」とのこと。その日は給食をとめてあるので、収穫した野菜を使って「昼食づくり」ができないでしょうか、と!

なんという、ワクワク感!

その場で「ぜひやりましょう!」と即答しました。

生地作り、ピザ生地の成形、野菜の調理、そしてみんなで食べる、2年生の2日間の挑戦!!

はじまりです〜

自己紹介&生地づくり

子どもたちとの初(はつ)対面。

真っ白な白衣(エプロン)に身を包んだ子どもたちが続々と家庭科室にやってきました。

①自己紹介と簡単な仕事の話。

・パン教室un(アン)をやっているパン先生→unパン先生→「あんぱんせんせー」って呼んでね。

・普段は神山町にある職場で「食育係」をしています!(3択でお仕事当ててもらいました!正解率、高し。)

続いて

②パン作りに必要な「発酵」の話

「菌」には人間にいい影響を与える「発酵菌」と、そうじゃない「ばい菌」があるよねー。というところから、発酵菌を使ってすがたを変える食べ物のお話へ。

・大豆+納豆菌=納豆

・牛乳+乳酸菌=ヨーグルト

・小麦+酵母菌=パン!

1日目:タイムスケジュール

当初の予定はこんな感じで。

2時間の授業の中で18人+αの生地作りと「中華スープの素」を作りました。

生地づくり

デモンストレーションで「コツ(水を入れて振るところ)」を伝えたあと、2人1組で生地を作りました。当日はわたしを含めて大人が3名いたため、各グループで進めてもらいながらわたしが適宜テーブルをまわる、という形をとりました。

*一緒についてくれる先生方の人数、子どもの人数、できる内容、に合わせてタイムテーブルは臨機応変に変更!

「ふる」「もむ」「休ませる」

という3つしかしなくていいからね、簡単だよ、という話をしてから始めました。

ポリ袋が裂けたら大変だよ〜!粉が一気にパァ〜っと飛び散るよ!!気をつけて!なんて言っていたのに、子どもたちではなくわたしが激しくポリ袋を裂いてしまいました(恥)。

最初から袋を破裂させてしまったわたしは子どもたちに励まされ、先生に後始末をしていただき、あたふたしながら次の工程へ。

子どもたちの生地作りは順調そのものでした。

地粉とゆうきぱんこうぼを合わせています。

中の生地の様子はどうかな。

海塩を入れる準備、OK!

海塩、指でつぶしながら「まんべんなく」いきわたるように入れていくよ。

「海塩の味見」が瞬間的に大流行り!海塩をなめてみたい子どもたちが集まってきました。

海塩は、海水100%。昔ながらの製法で作られたお塩を使いました。天然のミネラルがたっぷりです。暑い時期なので、子どもたちの体が欲していたのかもしれませんね。

生地、完成!

みんなの生地、とてもよくできました!

片付けをしているわずかな時間でどんどん膨らんできましたよ。

中華スープの素も手作りです!

「中華スープの素」の材料は、身近にある食材を使ってぐるぐるっと混ぜるだけ!

あっという間に「ラーメン」みたいな香りの「中華スープの素」が完成し、「おいしそう〜」と声があがりました。

中華スープの素のレシピは、こちら より。

 

さてさて。

あっという間に2時間が過ぎ(5分くらいオーバー…)、あとはピザ生地の発酵を待つだけになりました。

2日目の様子は次の後編でお伝えしますね。

…つづく。

 

un 樋口 明日香

パンの授業(現在お休み中/再開時期は未定)

再開の際にはこちらのブログでご案内いたします。

関連記事