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unのこと

徳島県上板町のパン教室unです。


un

「アン」とよみます。

フランス語で「1」という意味。

まずは「1」。
いつか「2」や「3」にもつなげたい。
そんな思いを込めてつけました。

あとから知ったことですが、トルコ語で「un」は「粉」を意味する言葉ですって。うれしい偶然。


パンづくりを日常に。

「ごはんのように、パンを焼く。」

ブログのタイトルにもなっていますが、毎日炊いているご飯のような気軽さでパンづくりもできればなぁと思うのです。
炊きたてのごはんのおいしさは、日本人なら誰しもご存知。
でも、焼きたてのパンのおいしさを知っている方って、意外と少ないのではないでしょうか。

部屋中が香ばしい香りに満ち満ちて、それはそれは幸せな瞬間…。
作り手(とその家族)だけが味わえる特別な、でも日常的な一コマです。
そんな日常の一コマを
一人でも多くの方と共有したい、
一つでも多くの家庭で味わってほしい、
パンづくりを通して「手をつかうこと」の楽しさを実感してもらいたい、
そして、なるべくなら「素材」に着目して選ぶ人が増えてほしい、
そう思いながら、わたしは今日も「かんたんでおいしい食卓」づくりに励んでいるところです(なかなか難しい。。)。

unでお伝えするレシピは、神奈川県葉山にあるオーガニック料理教室「白崎茶会」のレシピ。
わたしが6年間通い、今も虜になっている料理教室が「白崎茶会」です。


食生活の変化
白崎茶会に出会う3年ほど前。
自炊がなかなかできない忙しい日々の中、先輩がわたしに1食分ずつ炊いてきてくれたのが玄米。プチプチしていて美味しくて、亜麻仁油をかけて食べること数ヶ月。紹介された書物を読み、「玄米菜食」を実践する気満々で肉食・油ものを控えた頃から、体重がストンと7kgも落ちてしまいました。高校生以来体重を落としたくても落ちなかった頃から考えると夢のような体重ではありましたが、小学校で朝から晩までパワフルな子どもたちと接している当時のわたしはエネルギー不足でふらふら。

「いい」と言われる玄米を食べているのになぜか?
野菜をたくさん食べているのに、なぜふらふらするのか?

自分の体でありながら、わからない。一体、何を食べれば健康に、元気に毎日が送れるのか?

そんな疑問を解決したくて、料理そのものよりも、使う素材や選び方に関心を持ち始めました。

白崎茶会との出会い
当時、肉以外の料理を教えてくれるところ(肉は今も苦手です)で、できればからだに負担のない材料を選んで使っている料理教室をネットで探し、目に留まったのが白崎茶会でした(2010年の春)。

忘れもしないスタートクラス。
有機天然酵母の地粉のピザと、モチレラチーズ。なぜその食材を使うのか、というわかりやすいお話。
料理だけでなく、白崎先生のトークにも惹きこまれ、すぐに次のレッスンを申し込んでいました。

さて、その「白崎茶会」に通い始め、わたしの食生活、考え方は少しずつ変わってきています。

自分の料理のレパートリーも増え、「誰かと分かち合いたい」「一緒に食べたい」そう思うようになりました。仕事が休みの土日に自宅へ友人らを招いて料理(ご飯や麺・パン・ストック類まで全て手づくり)を振る舞ううちに、友人が「おうちカフェ」ごっこを 「ascafe」 と名付けてくれました(本名+cafe=ascafe)。

2014年1月のascafe〜地粉の花巻と蒸し野菜〜

2014年1月のascafe〜地粉の花巻と蒸し野菜〜

 

2014年2月のascafe〜フォカッチャ&ベーグル〜

2014年2月のascafe〜フォカッチャ&ベーグル〜

 

2014年3月のascafe〜地粉の手打ちうどんと麺の友〜

2014年3月のascafe〜地粉の手打ちうどんと麺の友〜

 

2014年4月のascafe〜タルトパーティー〜

2014年4月のascafe〜タルトパーティー〜

つくる喜び、食べる楽しみ、分かち合う幸せ。

当時は、白崎茶会で教わったレシピを復習することで精一杯。
毎日のご飯に生かすというよりは、こうして友人らを招くことで料理のきっかけを作ることの方がモチベーションがあがったものです。
まだまだ拙い料理の数々、いまいちな味付けも多々あったと思うけれど、ascafeで食べて笑ってお腹いっぱいになってくれた友人たちのおかげで今があるのだと、感謝しています。
「ascafe」は、今後も徳島でできる限り開催したいと思っています。

パン先生
私自身の変化のきっかけをくれた「白崎茶会」ですが、茶会式のパンを焼くことはわたしにとっては最高にハードルの高いことでした。パン焼きがとてもとても遠い次元のことだった当時(2015年春)、先生に声をかけていただいたこともあって、パン先生クラスで指導を受けることになりました(せっかくだし、いい経験になるはず!と)。
当時は、「教員を辞める」ことも「パンづくりを教える」ことも、全く考えていなかったことなので、今振り返っても不思議なタイミングです。

仕事では異動、5年生40人の担任、校務では教育相談コーディネーター併任という激務の1年でした。
早朝や深夜・休日はひたすらパン焼きと日々のストックづくり。よく乗り切ったな、と思います。そして、それがあったから今があるんだ、とも。自分の大切にしたい生活と働き方の間でモヤモヤを抱き始めていた時期だったため、パン先生クラスに向かっていくエネルギーが心の支えとなっていました。
教員の仕事はいくらでも代わりがいるけれど、自分には代わりがいない。子どもたちと過ごす仕事は楽しいけれど、この先ずっと(定年まで)この仕事(小学校教諭としての立場)を気持ちよくやっていく自信はない。時間的にも、体力的にも。

そんな考えが巡っていた2015年12月 パン先生として認定されました。

次の仕事を探すでもなく、パン教室を開くための場所だけはある、という状況に運命を感じ(笑)、小学校教諭の仕事を辞めました。
タイミングってこういうことなのかも、と思います。
そして、地元である徳島市に帰ってきたのが2016年の春。現在に至ります。

unの「パンの授業」
パン教室ではなく、パンの授業
こう呼ぶのは、前職の経験があります。「授業」って堅苦しい言い方かもしれないけれど、わたしの「授業」に対するイメージは、お互いにつくりあげていく、というイメージです。
3年生を担任した時、やんちゃな男の子(遊びのリーダー格)が最後の終業式の日に言ってくれた言葉が今も心に残っています。
「最初(4月)に、『なんか楽しくなりそうだな』って思ったのは、ほんとでした」
言葉足らずなその言葉は、感覚的で、だからこそ、とってもうれしかったのです。
いろんな個がいて、それぞれの好みがあって、持ち味があって、得手不得手がある人たちの集まり。学び方も違って当然。それぞれが満足のいく授業は果たしてできるのか?って言う問いを常に抱きながら、ここまできました。
「なんか楽しかったな」
そう思っていただける空間にしていきたいと思っています。

パンの授業は4名までの少人数。
距離が近すぎて恥ずかしい、という思いはありますが、少人数だからこそ、それぞれの思いや願いや得手不得手、好みに寄り添えるんじゃないか、と思っています。だから、パンの授業に参加してくださるみなさまには、どうぞ遠慮なくあれやこれやをリクエストしていただきたいのです。よろしくお願いいたします。

使用食材について
1・卵や乳製品を使わず、酵母は”ゆうきぱんこうぼ”(ドライイーストタイプ)を使います。
管理の手間がいらず、作りたいときにサッと取り出して使える上、製造(培養)過程で全く薬品処理されていない安心・安全な酵母です。

2・卵や乳製品にアレルギーのある方も、そうでない方も、ありとあらゆるお惣菜パンや菓子パンを楽しんで作り、食べていただけます。
レシピは基本的に植物性の材料のみ(たまに良質の魚介類を使うこともあり)です。

3・少人数(定員4名様)で、和気あいあい。質問しやすい教室の雰囲気作りに努めます。
わたしだけではなく、皆さんが来てくださっての教室。参加者の顔ぶれによって、教室の雰囲気は毎回違います。それぞれが、楽しみ、学びのある場所になるといいなぁと思っています(もちろんわたしにとっても)。

普段食べるパンを自分で作ることができたなら、食卓を囲む楽しみや喜びはうんと広がるに違いありません。
身近な人が心を込めてつくる料理を囲む食卓時間。大切にしたい時間です。

教室のご案内、お知らせは、Facebookページやこちらのblogでお伝えしていきます。

みなさまにお会いできる日をとてもとても楽しみにしております。

 

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