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2018-06-20

「しごと本」読書会

神山町で開催される「読書会」に行ってきた。

テーマは「しごと本」

いわゆるビジネス書、の類だけれど、主催している作田さんは神山という場所を考えると「しごと本」という言葉がいいだろう、というので「しごと本」。

ビジネス書、より馴染む感じ。

そして、身近に感じる。

これまでは非公開、プライベートで開催されていた読書会を初めてオープンにしてみたというお試し版、3回シリーズの1回目でした。

テーマは「アイデア」、課題本は「アイデアのつくり方」

『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング

写真で見るより、うんと薄くて小さい本(届いたとき、うれしかった)。

当日ギリギリに本を読み終え(帯には「60分で読める」と書いてある)、なんとか文字を追っただけの状態で読書会へ。

才能か、努力か。

あまりにも内容を把握できておらず、ちゃんと自分の言葉で言えない時間が多かったけれど、ひとを2つのタイプに分けていた記述はとても興味深かったのでここで紹介してみる。

かりにアイデアを作成する技術というものがあると仮定しても、誰もがそれを使いこなすことができるだろうか。・・・私たちが先天的に持って生まれなければならない、何かアイデアを作りだす特別な才能というものがあるのだろうか。(p.20)

この問いに対して、パレート(イタリアの社会学者、経済学者)の『心理と社会』を引用して一つの解答が示唆されている。

この世界の全人間は二つの主要なタイプ([1]スペキュラトゥール及び[2]ランチエ)に大別できると考えた。・・・つまり[1]スペキュラトゥールとは英語の投機的人間ということになる。このタイプの顕著な特徴は、パレートによれば、新しい組み合わせの可能性につねに夢中になっているという点である。

・・・

パレートがもう一つのタイプを説明するのに使った[2]ザ・ランチエという言葉は英語に訳すと株主ということになる。・・・この種の人々は、彼の説によると、型にはまった、着実にものごとをやる、想像力に乏しい、保守的な人間で、先にいった投機的な人々によって操られる側の人々である。

こう示された上で、前述のスペキュラトゥール[1]タイプの人間は希有な才能というものでもない。だから、誰しも才能を伸ばそうと努力し、行使する技術をマスターしさえすれば、想像力をいっそう高めることができる、ということが述べられている。

持ち味。

「アイデア」を立ち上げる人[1]と、そのアイデアを実現していく実行ベースの人[2]と、2パターンの人がいて、前者になり得る人[1]は、訓練や積み重ねによって出てきやすい、とある。

ただ、同じ空間にそのような人たちばかりではないはずだ。

本文では実行ベースの人[2]を「型にはまった、着実にものごとをやる、想像力に乏しい、保守的な人間、操られる側の人々…」という言葉でまとめるが、いやいやいや、このランチエタイプ[2]の人がいなければ、スペキュラトゥールタイプ[1]の人は実行までたどり着けないのだよ、、とも思うわけ。

一方が「できる」ことを他方が「できない」とき、「アイデアが出せるか」という一つの要素から見ると確かにできる、できない、になる。しかし、見え方をちょっと変えてみる。

「アイデアを出すのが得意」「実行するのが得意」

なんか、人のことがちょっと好きになりそう。

しごと仲間であれば、それぞれの「持ち味」を同じ空間の中でうまく分担できないだろうか。

前職で子どもたちにかかわっていた頃から、「持ち味」という言葉を好んで使っていた。

その子らしさ、その人らしさ、なんていうものは自分で自覚するより前に周囲によって形づくられていくもののような気がしている。

「できる」「できない」

という尺度ではなく

「◯◯◯が得意」「△△△が得意」

と見ると、本当に、まわりの人たちがいかに様々な「持ち味」を備えているかが見えてくるかもしれない。

 

本のテーマ「アイデア」から逸れまくったブログになってしまった。

わたしの感性が反応するところは、どんな本でもよく似ている。

(個人的な解釈と記録)

 

un 樋口 明日香

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